令和3(2021)年度用 中学校数学 内容解説資料A
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35223データの活用7章疑問紙の大きさはどちらがいいのかな14. 結論をまとめよう話しあおうこれまで,(ア)と(イ)の滞空時間について, 次のように,いろいろな方法で整理しました。これらのことから,(ア)と(イ)のどちらが 滞空時間が長いといえるでしょうか。理由もあわせて説明しましょう。1cm1cm2cm2cm(ア)(イ)(ア)と(イ)の滞空時間滞空時間(秒)(ア)(イ)度数(回)累積度数(回)度数(回)累積度数(回)1.80以上 ~2.00未満11002.00 ~2.201112002.20 ~2.402234112.40 ~2.60124613142.60 ~2.8045018322.80 ~3.0005015473.00 ~3.20050350計50501.6051015202.02.42.83.2(秒)(回)(ア)(イ)(ア)(イ)最小値1.94秒2.36秒最大値2.78秒3.04秒範囲0.84秒0.68秒平均値2.32秒2.72秒中央値2.34秒2.70秒最頻値2.30秒2.70秒1.6051015202.02.42.8(秒)(回)(ア)の滞空時間1.6051015202.02.42.83.2(秒)(回)(イ)の滞空時間5224疑問紙の形はどちらがいいのかな2そこで,(イ)の面積が4cm2であることに着目し, 面積は同じで,形の違う(ウ)の滞空時間を調べ, (イ)の滞空時間とくらべてみることにしました。(イ) 正方形 (ウ) 長方形2cm2cm1cm4cmかりんさんは,疑問1で,(イ)の方が滞空時間が 長いと考えました。1. 調べたいことを決めて,どのように解決するか考えよう滞空時間(秒)度数(回)2.40以上 ~2.60未満12.60 ~2.8012.80 ~3.0053.00 ~3.2053.20 ~3.4093.40 ~3.6033.60 ~3.8033.80 ~4.0014.00 ~4.202計30表2 (ウ)の滞空時間の度数分布表表1 (ウ)の滞空時間実験回数滞空時間(秒)実験回数滞空時間(秒)実験回数滞空時間(秒)14.05113.42213.4322.97123.26222.9033.04133.06232.9443.36143.39243.1153.03153.20253.8164.01163.38263.7172.72173.04273.2783.53183.33283.7393.65193.31292.99103.34202.51302.80かりんさんが(ア)と(イ)の滞空時間を測定したときと同じ条件で, 別のクラスが(ウ)の滞空時間を測定する実験をすでにおこなって いたので,実験結果と度数分布表を見せてもらいました。2. 必要なデータを集めよう510 身につけるために●1年 みんなで学ぼう編 p.223●1年 みんなで学ぼう編 p.224DataConclusion「データの活用」領域で学習する内容は,これからのAI時代に必須となる「データサイエンス」の素地となるものです。その視点から,この領域の指導で特に意識してほしい点が2つあります。1つ目は,この領域で学習するヒストグラムや箱ひげ図,四分位数などの様々な手法は,現実の問題を解決する際の一連の流れ(PPDACサイクル)の中で適宜組み合わせて使うものだという点です。2つ目は,実生活や他の場面の問題を解決する際にもPPDACサイクルを使って取り組んでみてほしいという点です。夏休みの自由研究などで取り組むのもとてもよい機会になると思います。データを用いて未知の問題に挑み,新しい発見ができる人材が必要とされ,この領域での学習はそれに通じる一歩になります。青山 和裕愛知教育大学准教授PPDACサイクルをくり返す構成にしています。ProblemPlan特集② データを活用して,問題を解決する力を身につけるためにPPDACサイクルの1周目の結論を受けて,2周目のサイクルとして,    に入ります。2周目のサイクルとして,    に入ります。疑問2と続きます。AnalysisConclusion

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