令和3(2021)年度用 中学校数学 内容解説資料A
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44すべての生徒が使いやすい教科書(特別支援教育)●MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)●ユニバーサルデザインフォント●意味改行色覚の個人差を問わず,誰もが紙面の内容を判別しやすい配色にしています。また,色以外でも情報を伝えるなどの工夫をしています。文字のフォント(書体)は,ユニバーサルデザインフォントを採用しています。視覚の個人差で,学習の理解に支障がないように配慮しています。すべての生徒にとって,読みやすく,意味を把握しやすい文章になるよう,教科書本文では,意味や文節による改行を行い,単語の途中での改行を行わないようにしています。一次関数y=ax+bで,aの値とグラフの関係を調べましょう。右の図で,①~③は,それぞれ,① y=x+2② y=2x+2③ y=3x+2のグラフです。xの係数の違いは,①~③のグラフに どのように現れているでしょうか。Oyx2①②③44-4ひろげよう上ので,①,②,③は,それぞれ, y=ax+2のaの値を1,2,3と1ずつ 大きくしたものになっています。このとき, それぞれのグラフをくらべると,aの値が 大きいものほど,より起き上がったグラフ になっていることがわかります。このように,一次関数y=ax+bは,aの値によって, そのグラフである直線の傾かたむきぐあいが決まります。①②③100m進むと10m登るであることを示す道路標識直線y=ax+bで,aの値を,この直線の 傾き といいます。直線y=3x+2で,傾き3は,次のように みることもできます。右の図のように,直線y=3x+2では,右へ1進むと,上へ3進むことから,この直線は右上がりで,傾き3は,xの増加量が1のときのyの増加量が3であることを示しています。Oyx13-42448510152025161場合の数と確率6章の数を考えて,ことがらの起こる確率を求めましょう。赤玉4個,黄玉2個,青玉3個がはいっている箱から 玉を1個取り出すとき,赤玉が出る確率は, 次のようにして求められる。(ア) 玉が9個あるから,玉の取り出し方は 全部で9通りである。(イ) どの玉の取り出し方も,同様に 確からしい。(ウ) 赤玉が出る場合は,4通りである。だから,赤玉が出る確率は49赤黄青玉を取り出すときの確率 例1の箱から玉を1個取り出すとき, 次の確率を求めなさい。⑴ 青玉が出る確率⑵ 青玉または黄玉が出る確率⑵は, 青でも黄でも いいんだね例1の箱から玉を1個取り出すとき,赤,黃,青の かの色のついた玉が出る場合は9通りだから,のついた玉が出る確率は,99=1また,白玉が出る場合は0通りだから,玉が出る確率は,09=0ます。,あることがらの起こる確率をpとするとき, の範はん囲いは0≦p≦1となります。かならず起こることがらの確率は1である。けっして起こらないことがらの確率は0である。までのことから,確率では,次のことがいえます。問4 前ページの例題3で,雨が降りそう だったので,弟が家を出発してから 20分後に,兄がかさを持って,同じ 道を分速280mで追いかけました。弟が駅に着くまでに,兄は弟に 追いつくことができますか。p.244 9方程式を使って問題を解いたとき,その方程式の解が問題に あっていない場合があります。そのために,方程式の解が, その問題にあっているかどうかを調べる必要があります。これまでのことから,方程式を使って問題を解く手順は, 次のようになります。❶問題の中の数量に着目して,数量の関係を見つける。❷まだわかっていない数量のうち,適当なものを文字で表して,方程式をつくって解く。❸方程式の解が,問題にあっているかどうかを調べて,答えを書く。方程式を使って問題を解く手順練習問題51015方程式3章過不足の問題例題2はじめにあるあめの個数は,どんな分け方をしても 変わりません。あめの個数を,2通りの分け方で, それぞれ式に表してみます。5個ずつ分けるときあめの個数5個×(人数)(あめの個数)=5×(人数)+□(個)(あめの個数)=7×(人数)-□(個)不足7個ずつ分けるとき7個×(人数)余り下の□にはいる数を 問題から読みとろう考え方何人かの生徒で,あめを同じ数ずつ 分けます。5個ずつ分けると12個余り, 7個ずつ分けると4個たりません。生徒の人数は何人ですか。5●2年 みんなで学ぼう編 p.161●2年 みんなで学ぼう編 p.68●1年 みんなで学ぼう編 p.105●1年 みんなで学ぼう編 p.103メディア・ユニバーサル・デザイン協会の認証を申請中です。すべての生徒が支障なく学習できるインクルーシブ教育を目指し,様々な工夫をしています。玉の種類を色だけで区別するのではなく,「赤」などの文字もそえ,文字でも区別できるようにしています。グラフの種類を色だけで区別するのではなく,「①」などの番号もそえ,番号でも区別できるようにしています。

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