令和3(2021)年度用 中学校理科 内容解説資料A
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観点別特色一覧表観 点啓林館の特色具 体 例②各学年の単元の指導順序は,柔軟に構成できるよう工夫されているか。また,2学期制・3学期制にも対応できるようになっているか。■指導順序の柔軟性・ どの単元から学習をはじめても支障がないように構成されており,地域の気候特性や各学校の履修形態に合わせて,同一学年内での単元指導順序の入れ替えが自由に行えるようになっている。また,指導計画が柔軟に組めるため,2学期制,3学期制にも対応している。・ 「つながるページ」で,同一学年内の別の単元でも登場する用語が相互に参照できるようになっており,4領域のつながりが認識できるとともに,単元指導順序の入れ替えにも柔軟に対応できるように配慮されている。●柔軟な年間指導計画「寒冷地対応」や「2学期制対応」,顕微鏡や理科室の利用が学年間で重複しないよう配慮した「理科室優先対応」など,様々な計画案が用意されている。(※本冊子p.68-71,及び付録CD-ROM参照)●つながるページ(全学年計28箇所)[1年] p.78/地震のゆれの「波」,p.230/音の「波」[2年] p.34/炭水化物などの「分子」,p.157/「分子」[3年] p.115/「中性子」,p.235/「中性子線」 など(2)分量全体,各内容の分量と配分は,授業時数から見て適切か。■余裕をもたせた配当時数・ 学習指導要領の内容・取扱いに基づき,配当時数は余裕をもって指導できるように配慮されている。■フレキシブルな観察・実験・ 観察・実験は「生徒観察・実験」「ためしてみよう」「図示実験」の3段階に設定されており,柔軟な授業運営をサポートしている。●配当時数[1年] 99時間 [2年] 123時間 [3年] 129時間(3)指導と評価①自己評価や観点別評価など,評価を行う場面が工夫されているか。■多様な評価の場面・ 章導入の「つながる学び」は,診断的評価に活用できる。また,QRコードを読みとると,「つながる学び」の内容をフラッシュカードで確認できるため,自己評価することもできる。・ 章末の「基本のチェック」は,単元より小さな章単位での形成的評価に活用できる。・ 単元末の「力だめし」は,単元の総括的評価になるとともに,解答に観点別評価の分類が記載されているので,自己評価も可能となっている。また,巻末の「学年末総合問題」「中学校総合問題(3年のみ)」は,学年末,中学校理科全体の総括的評価に活用できる。●診断的評価章導入の「つながる学び」[1年] p.18 [2年] p.110 [3年] p.142 など●形成的評価基本のチェック(全学年計47箇所)[1年] p.33 [2年] p.125 [3年] p.163 など●総括的評価力だめし(全学年計13箇所)[1年] p.56-59 [2年] p.62-65 [3年] p.38-41 など学年末・中学校総合問題[1年] p.266-267 [2年] p.290-291[3年] p.316-317,p.318-319/中学校総合問題②個に応じた指導ができるよう,習熟度別指導,補充的な学習などに対応できるよう工夫されているか。・ 章末の「基本のチェック」→単元末の「力だめし」→巻末の「学年末総合問題」と段階的にレベルアップする構成とし,習熟度別指導,補充的な学習などに対応できるように配慮されている。・ 章導入の「つながる学び」及び単元末の「学習のまとめ」のQRコードを読みとると,フラッシュカードによる繰り返し学習が可能であり,補充的な学習に対応している。●QRコンテンツによる補充的学習「つながる学び」のQRコンテンツ既習内容をフラッシュカードで確認できます。「学習のまとめ」のQRコンテンツ重要語句をフラッシュカードで確認できます。③学習指導要領に示されていない発展的な学習内容を,生徒の習熟度に応じて指導できるよう工夫されているか。■発展的な学習内容・ 上位学年や高校での学習内容,学習指導要領に示されていない内容が,適所で「発展」としてとり上げられている。また,学習する学年や校種が「中3へ」「高校化学へ」のように示されており,上位学年や高校理科とのつながりを意識できるよう配慮されている。●発展的な学習内容(全学年計70箇所)[1年] p.28/茎の維管束[2年] p.166/日本生まれの新元素「ニホニウム」[3年] p.63/太陽系外の惑星探査 など4内容の構成・配列・分量 の続き60

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