空気より軽い都市ガス用空気より重いＬＰガス用実験4から発はっ泡ぽう入にゅう浴よく剤ざいと湯，卵たまごの殻からと食しょく酢ずの組み合わせで発生する気体は，二酸化炭素であることがわかった。また，風ふ呂ろがま洗浄剤と湯，ダイコンおろしとオキシドールの組み合わせで発生する気体は，酸素であることがわかった。このように，発生する方法がちがっても，同じ気体であれば性質は変わらないので，気体の性質を調べることで，気体が何か区別することができる。実験4のAとCで発生した気体は，どちらも石せっ灰かい水すいを白くにごらせたよ。実験4のBとDで発生した気体は，どちらも線香を激はげしく燃やしたよ。気体が二酸化炭素かどうか確かく認にんするときには，何という液体を用いるとよいか。 （p.158）3.フェノールフタレイン溶液を加えた水に，アンモニアがとけこんだときの水の色の変化と，そのように変化する理由を答えなさい。 （p.159）4.窒ちっ素そは食品が変質するのを防ぐために，食品の袋ふくろや缶かんなどにつめられている。それは，窒素のどのような性質を利用しているか。 （p.161）5.基本のチェック用語をつなぐどのような気体を集めるときに上じょう方ほう置ち換かん法ほうを用いるか。次の３つの用語を使って，説明する文をつくりなさい。「水」「密みつ度ど」「空気」 （p.156）1.家庭で使われるガスは，大きく分けて，都市ガスとＬエルＰピーガスの２種類があります。都市ガスの主成分はメタンという物質，ＬＰガスの主成分はプロパンという物質で，どちらも可燃性（燃えやすい性質）の気体です。ガス警報器とは，部屋の中のガスもれを検知して警報を出し，火災を未然に防ぐための装置です。メタンの密みつ度どは空気より小さいため，都市ガスの警報器は天てん井じょう近くに設置されています。一方，プロパンの密度は空気より大きいため，ＬＰガスの警報器は床ゆか近くに設置されています。あなたの家のガス警報器は，どこに設置されていますか。火災を未然に防ぐ『ガス警けい報ほう器き』酸素と水素について，それぞれの気体を発生させる方法を１つずつ答えなさい。 （p.158,160）2.164510152025課題の解決876どのような薬品や器具が必要かな。A～D で発生した気体は，それぞれ何か。また，そのように判断した理由を説明しなさい。気体の発生方法や集め方，性質の調べ方と実験結果を表に記録する。実験を計画する1ステップ実験に必要なものを準備する2ステップ気体を発生させて集める3 ステップ行う実験を決める。発生の可能性がある気体を想定し，発生方法，集め方，性質の調べ方を計画する。そのさい，薬品の量や器具の規格などに注意し，文章だけでなく，図なども用いて記述する。1計画した実験に必要な薬品，器具などを確認し，そろえる。2実験装そう置ちを組み立てて気体を発生させ，発生した気体を水すい上じょう置ち換かん法ほう，上方置換法，下方置換法のいずれかの方法で試験管に集める。集めた気体が入った試験管にゴム栓せんをしておく。3 集めた気体の性質を，計画にしたがって調べる。4身のまわりのものから発生する気体4実験何を明らかにするのかを意識しながら，実験4を行うことができたか。ふり返りp.290身のまわりのものから発生させた気体の性質を調べ，何であるかをつきとめる。実験計画に危険性がないか，実験前に先生に確認してもらい，必要に応じて計画を修正する。気体の性質を調べる4ステップA発はっ泡ぽう入にゅう浴よく剤ざいに約60 ℃の湯を加える。B風ふ呂ろがま洗浄剤に約60 ℃の湯を加える。C卵たまごの殻からに食しょく酢ずを加える。Dダイコンおろしにオキシドールを加える。薬品発泡入浴剤，約60 ℃の湯準備物薬品風呂がま洗浄剤，約60 ℃の湯準備物薬品細かくくだいた卵の殻，食酢準備物薬品ダイコンおろし，オキシドール準備物A～Dのどれか１つを選び，発生した気体が何かを調べよう。要換気保護眼鏡やけど注意163 物質いろいろな気体とその性質2章p.162～1641年課題の追究基礎・基本を定着するための「基本のチェック」などを設定しています。学習の終わりに8観察・実験からわかったことや，まとめを示しています。まとめ7結果からどのようなことがわかったかを考察するポイントを示しています。考察6観察・実験の結果をまとめるポイントを示しています。結果5見通しをもって観察・実験を行えるよう，流れをわかりやすく示しています。観察・実験47
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